ふわっと不安な「教育費」を数字で見える化
大学費用、なんとなく高いのは分かっている。
でも「まだ先だし…」と、つい後回しにされがちな存在。
ただ現実は、
気づいたときには“逃げ場のない固定支出”としてやってきます。
このモヤっとした不安を、
現実的な数字で静かに可視化していきます。
前提条件(かなりリアルな家庭モデル)
- 理系の私立大学に通学
- 仕送りなし
極端に贅沢でもなく、
かといって節約しすぎでもない、
ごく現実的な進学モデルです。
「一番多いパターン」だからこそ、
家計へのダメージもじわっと重めです。
【必要額の把握】
私立理系大学
4年間にかかる教育費の総額
▶ 合計:5,100,000円

高校まで走り切ってホッとした直後、
しれっともう510万円が待っています。
しかも理系。
文系より軽く高め設定なのが現実です。
今回はこの
「事前準備しておきたい約510万円」を
つみたてNISAで作る前提でリアル試算します。
【積立シミュレーション①】
私立理系大
教育費510万円
《初期投資額0円》
シミュレーション条件
・目標金額:5,100,000円
・初期投資:0円
・運用利回り:3%・5%・7%(年利)
・複利運用
・投資期間:18年間、または5年間
▶︎ 18年間で
510万円を積立する場合
(準備万全ルート)
0歳からスタートできた想定。
時間という最強のチートを使えるルートです。
・利回り3%:約 17,900円/月
・利回り5%:約 14,800円/月
・利回り7%:約 12,100円/月
月1〜2万円台。
正直、ここだけ見ると「意外といけそう」と感じます。
ただしこれは、
“早く始めた人だけが見られる数字”です。

アセットマネジメントOne (https://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html#!simulation2) の資産運用かんたんシミュレーションから画像引用
▶︎ 5年間で
510万円を積立する場合
(後発スタート)
「大学費用はまだ先」と思っていた現実ルート。
・利回り3%:約 78,800円/月
・利回り5%:約 74,900円/月
・利回り7%:約 71,300円/月
一気に月7万円台。
急に家計の主役級の出費になります。
教育費は優しい顔をしていますが、
後回しにした分だけ、きっちり月額で回収してきます。

アセットマネジメントOne (https://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html#!simulation2) の資産運用かんたんシミュレーションから画像引用
【積立シミュレーション②】
私立理系大
教育費510万円
《軍資金100万円あり》
元金100万円を事前確保しているケース。
この「先に用意していたかどうか」で、体感難易度はかなり変わります。
シミュレーション条件
- 目標金額:5,100,000円
- 初期投資:100万円
- 運用利回り:3%・5%・7%(年利)
- 複利運用
- 投資期間:18年間、または5年間
▶︎ 18年間で
510万円を積立する場合
※100万円初期投資あり
(理想ルート)
初期投資100万円+毎月つみたて。
いちばん現実的で、精神的にも安定する設計です。
・利回り3%:約 11,900円/月
・利回り5%:約 7,700円/月
・利回り7%:約 4,060円/月
月1万円前後まで下がると、
「ちゃんと備えている安心感」が段違い。

アセットマネジメントOne (https://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html#!simulation2) の資産運用かんたんシミュレーションから画像引用
▶︎ 5年間で
510万円を積立する場合
※100万円初期投資あり
(現実ルート)
近い未来の重さに気づいて、
慌てて立て直すパターン。
・利回り3%:約 60,800円/月
・利回り5%:約 56,200円/月
・利回り7%:約 51,700円/月
「100万円あるから大丈夫」と思っていても、
時間が短いと普通に重いです。

アセットマネジメントOne (https://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html#!simulation2) の資産運用かんたんシミュレーションから画像引用
大学費用は、
気づいた家庭から準備して、
気づかなかった家庭にだけ急にのしかかる出費。
静かだけど確実に来る。
そして、来てからでは値引き交渉が一切できないのが
教育費のいちばんシビアなところです。
脱ラットレースは、続く。